イチゴの成り疲れ |
イチゴ生産者を巡回し群馬県で力を入れている品種「やよいひめ」を見てきました。
巡回先で「やよいひめ」をご馳走になったのですが、実が大きくとても甘いイチゴでした。
スーパーで見かけたらぜひ一度食べてみてください!!
私が巡回した地域は、夜令や株令などの花芽誘導処理をしない作型(山下げ)で栽培しているため、収穫開始が他の地域よりも遅く、年末から始まったとのことでした。
そのため、早い作型の地域が成り疲れを起こしている中、大玉の実をつけながらも葉の展開も順調でした。しかし、「お彼岸あたりの成り疲れ対策が必要」と話していました。
アグリボでは成り疲れ対策として、
夜冷・株冷の加温栽培には、
12~2月いっぱいの地温が低い時期(根の動きが悪い時期)に『森羅』の潅水を。
上記産地のような作型では、
まさにこの時期(樹の状態が良い時)から『森羅』の潅水をお奨めしています。
『森羅』の潅水は“成り疲れの谷や期間”を短くし、早く立ち直らせるための手助けができます。さすがに“成り疲れゼロ”という訳にはいきませんが、成り疲れ対策のお力になれると思います。