水稲育苗 |


年明けから続く天候不順の影響は、これから田植えがおこなわれる水稲にも影響が出ています。
写真は5月初め田植え予定の水稲苗ですが、2週間前辺りから立枯れ症状が出ました。
苗立枯れ症は、低温が続いた後の急な晴天高温で発症しやすくなります。
今年の天候にピッタリ当てはまります。
ハウス内の温度管理に注意することと、殺菌剤+アグリボEX500倍液を潅水散布するようお話ししました。(先々週電話で相談を受け、対策した後の写真)
症状自体は治まっているようで生産者も一安心しているようでしたが、今年の天候は油断できないので温度管理に注意するようお話してきました。
※他の地域からも同じような相談がきています。
帰り際に「アグリボは初めから使っておいた方がいいの?」と生産者から質問され、「もちろんです」と答えたのは言うまでもありません。
育苗箱1枚あたりの処理コストは5~7円程度(500倍希釈で、1枚辺りの潅水量300~500ml)。
300坪あたりのコストは、2回処理で200~300円程度(300坪当たり20枚使用で計算)。
このことから、私は「もちろんです」と答えましたが。。
このコストと潅水の手間は、高いのか?安いのか?