老化苗対策。 |
田の準備が遅れれば、田植えの時期もずれ込みます。
水稲に限らず農作物を作る時、田植えや定植の時期を決め種をまきます。そのため、畑・ハウス・田んぼの準備が遅れれば、植付け時期も当然遅くなります。すると育苗期間が長くなり、肥料切れや根傷みなどによって、苗が“老化苗”なってしまいます。老化苗は病気が発生しやすくなったり、植付け後の活着が悪くなったりして、後々の生育に影響を与えます。
老化苗対策として、一般的には液肥などで追肥をしてやります(もちろん老化苗になる前の植え付けが基本ですが)。追肥をおこなう際に気を付けなければいけないことは、“肥料焼け”させないことです(葉・根)。

※「アグリボEX」で保証されている肥料成分と同量の液肥
「アグリボEX」処理区の根の量もさることながら、注目してい欲しいのは寒天培地のみ(左)とアグリボEXと同量の液肥区(中2本)の根の違いです。
左は素直に根が伸びているのに対し、中2本は根の生育が途中で止まっているように見えます。
この違いは、中2本が“肥料焼け”を起こし根の伸長を抑制していると推測されます。
そして、かたやアグリボEX区は同じ量の肥料成分が入っているにも関らず、肥料焼けを起こすことなく根が順調に伸び、根量の違いは明らかです。
「アグリボEX」は、肥料焼けの心配をせずに追肥でき、発根を促すことが可能です。植付け後の活着もよくなります。
基本的な使い方は、500倍希釈液を育苗箱1枚あたり500ml潅水散布。
※葉色がかなり薄くなっている場合は、他の液肥との混用も可能です。その際は、肥料やけに注意してください。