ニンニク春腐病。 |


お話ししている中で出てきたのが、“春腐病(はるぐされびょう)”と呼ばれる病気(写真右)。
細菌性の病気で、春(この時期)に発生することが多いため、このように呼ばれているようです。
レタスなどで発生する“腐敗病”などと同じ細菌で、多湿条件下で蔓延します。
この病気を検索すると、青森県に次ぐニンニク産地の香川県で、本年4月28日付香川県農業試験場病害虫防除所より「春腐病の多発注意報」が出ていました。これによると、4月中旬以降の日照不足と断続的な降雨によって、4月下旬あたりから発生圃場率と発生株が急増し、過去6年間で最も発生圃場・株が多かったとのことでした。
訪問した圃場は、青森県でも香川県でもなく神奈川県だったのですが、連作を続ける産地と同じ様に春腐病が問題になっていました。今年の天候は、近年に稀に見る天候不順なのでしょうか。。