今年のイチゴ |


定植後も大雨により圃場が冠水したり、ベットが崩れるなどの被害も出ています。そして、定植後の天候も不安定で、気を抜けない状況が続いています。
今後の管理について
「病気・害虫の防除」
特にうどんこ病は、開花以降に発生すると、実に影響が出てしまい防除も困難になってきます。この時期から予防を心がけて下さい。
一部、育苗期にダニが発生した地域もありますので、発生を確認したら早めに駆除するようにして下さい。蔓延すると防除が厄介になります。
「マルチがけ」
気温が不安定でマルチがけのタイミング難しいですが、気温が下がってきてから作業するようにしてください。気温が高い時期にマルチをかけてしまうと花芽が遅れてしまいます。
「発根促進」
これからは開花・実の肥大・収穫・地温の低下など、様々なストレスがイチゴにかかってきます。そのため、このストレスに耐え切るだけの根量を作っておく必要があります。特に今年は、苗の根張りが悪いとの話しをよく聞きますので、この時期にできる限り根量を増やしてください。
今の時期なら、「アグリボEX」の1000倍液を葉面散布。約7日おき。曇天が続くようなら「アグリボ3」の3000倍液を葉面散布すると効果的です。