アグリボ製品のあるべき姿 |
「平均ケース単価も今までで、最高だったんじゃないかな」
と話すのは関東で抑制トマトを栽培している生産者。
今年の抑制トマトは、猛暑の影響で着果不良や生育不良で、収穫量が激減した年でした。
「今年はこんな天候だったから、気合を入れて作ったんだよ」
「だから“森羅”は今まで以上に使ったよ」
「森羅のおかげで取れたかどうかは分からないけどな(笑)」
「って言ってても、来年も森羅は使わせてもらうから心配すんなよ!!」
と笑いながら話してくれました。
“○○さんは今年、凄く収量上げてるよ”と言う噂は聞いていたのですが、そんなにも今年“森羅”を使っていたとは知りませんでした。
生産者が冗談混じりに言った通り、過去最高の収量だった理由が、“森羅”を使ったためかどうかは分かりません。生産者の技術・管理・意気込みと、森羅の効果もあったのでしょう。
そして何よりも嬉しかったことは、
“今年の天候は普通ではない”
“何か対策を打たなければ”
と考えた時に、アグリボ製品のことを思い浮かべてくれたことです。そして、使用した生産者から「今年はたくさん獲れたよ」と笑顔で言ってくれたことです。
アグリボ製品は、問題なく生育している作物に使用して、収穫量が2倍、3倍になると言うような“夢のような製品”ではありません。当たり前の話しですが、できることもあれば、できないことも当然あります。
しかし、今年のような異常気象の中でも、例年と変わらぬ収穫量を上げるための技術として、お役に立つ製品であると思っています。
さらに、『生育初期の使用で、様々な障害に強い作物をつくる、障害からの回復が可能な作物をつくる』ことができます。言わば作物の“土台作り”とでも言いましょうか。
①初期生育や障害が起こる前の使用で、障害に強い作物をつくるために
②何か困った時に役に立つ製品であるために
と考え開発した製品を、そのような目的で使用し使いこなしてくれたことは、アグリボ製品のあるべき姿だと感じました。