「味覚宣言」よく言われる3つのこと |
この「味覚宣言」。使用している皆さんが、口を揃えて言うことがあります。
①くず米が少なくなる(→増収)
②稲体が硬くなる
③食べた人から“おいしい”と言われる
先日も全く同じ事を言われました。
その方は“自分達で食べる分だけの田”に「味覚宣言」を数年前に使用したようなのですが、くず米が少なかったことと“おいしい”と言われるようになったことで、今では全ての田で「味覚宣言」を使用するようになったと、お話ししてくれました(本当にありがとうございます)。
これらは、「味覚宣言」の使用時期とその時点での効果発現が大きく関係しています。
使用する時期は幼穂形成期(出穂の25~30日前位)。この時期はその名のとおり穂が形成される時期であることと、収穫期まで残しておきたい根が出てくる時期でもあります。くわえて、稲が倒伏する際に折れやすいと言われている節間が伸びてくる時期にもあたります。
「味覚宣言」をこの時期に処理すると、しっかりと根を張らせ稲体を太く硬くしてやることができます。これにより、登熟期まで良い根と葉が残り、光合成をしっかりおこない作られたデンプンをたくさん実に送ることができます。
その結果、粒張りが良くなりくず米が少なくなったり、おいしいと言われるお米になります。そして硬く育った稲体は、倒伏にも強くなります。
「味覚宣言」の成分の中に実が大きくなるような成分や、お米が美味しくなる成分が入っている訳ではありません。「味覚宣言」は稲の登熟期に光合成をしっかりおこない、できたデンプンを実にしっかりと送れるような“稲体を作るため”の製品です。
まだご使用になったことがない方は、ご自分で食べる分だけでも試してみてはいかがでしょうか?
