病気発生による二次的な影響。 |
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2016年 02月 02日
作秋から年明けまでは気温が高めな天候。ここ最近は寒波や降雪などもあり不安定な天候になっています。このようないつもと違う天候や急激な気候変化は、作物の生育不良だけではなく、思いもよらぬ病気の発生原因にもなります。
先月行った現場では、今まで(この時期この地域で)あまり見ることのなかった、トマトの疫病とイチゴの疫病を見ました。 訪問した時にはどちらも病状は治まっていましたが、病気の広がりを懸念しハウス内の温度と湿度を低めに管理しているようでした。 さらにトマトにいたっては、蔓延を心配してかなりの量の葉をかいていました。 この時期は(1.2月)は、ハウス内の温度、湿度ともに高めに管理し、果実肥大や新葉の展開を促し、なり疲れ現象を軽減させることが大切です。しかし、思わぬ病気の発生は、作物の生育に合わせた管理がしにくくなり、病気を発生させないための管理になってしまいます(そちらを優先しがち)。このような管理は、病気の再発を防ぐことは可能かもしれませんが、作物の生育にはマイナスなことがあり、その結果、減収と言うことになりかねません。 病気の発生は、その病気による生育不良や枯死による収量低下にとどまらず、適切な管理ができなくなる事による、収量低下につながってしま事もあるので注意して下さい。
by uno4545
| 2016-02-02 13:03
| 農業現場から
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