先日、育種メーカーの社長様とお会いする機会があり、貴重なお話しをたくさん聞くことができました。
徒長苗・老化苗などの不良苗を植えると、活着が悪くなり収穫遅れや抽台、生理障害、奇形球(レタス)の発生、さらには、病気発生の要因になりうることもある等々。他にも、播種後の温度管理にミスで胚軸を徒長させてしまうと、手の打ちようがないなど。こんな風に
↑発芽後の被覆を剥がすタイミングが遅れ、胚軸が伸びてしまったレタスの苗
↑定植2週間後の様子。2週間後も活着せずに生育が停滞している
このようにスタートしてわずか数日間で、取り返しのつかないような状況になることがあります。育苗期は気の抜けない時期であり「苗半作」と言う言葉は大袈裟ではないと再認識しました。
このアグリボ新聞でも、たびたび育苗の重要性や苗の大切さに関する記事を掲載してきましたが、育種をしている方からみた“苗の大切さ”“育苗期の難しさについて聞けたことは大変参考になりました。
この様な大事な時期=育苗期を乗り越えるために、アグリボEXを中心に弊社製品が活躍できる場面があります。発根促進、定植・田植え後の活着促進など。
現状の使用方法などでは解決できない問題ががまだまだありますので、今後も様々な使用方法による試験や、アグリボEX以外の製品使用なども含めて新たな可能性も追求して行きます。
新しい情報等は、随時このアグリボ新聞で報告します。