忙しい、時間がない、そんな時におススメ「は種後の潅注処理」 |
目的 :
出芽速度および初期の地上部・地下部の生育を促進し、充実した苗をつくる。
対象作物 :
キャベツ・ハクサイ・レタス・ブロッコリー・ネギなどの茎葉菜類
は種後潅注処理の試験結果(キャベツ)
試験区:
アグリボEX50倍区
アグリボEX100倍区
アグリボEX250倍区
アグリボEX500倍区
無処理区(水)
処理方法:
は種後にセルトレイにアグリボEX希釈液を潅注処理
調査結果:
1.出芽率に変化はなし。
2.は種18日以降、アグリボEX50倍区と100倍区で葉令が明らかに促進された。最終的には無処理区に比べ0.5葉進展した。
3.アグリボEX50倍区とアグリボEX100倍区において子葉、本葉が大きく生育旺盛。
4.アグリボEX50倍区と100倍区に徒長の抑制傾向がみられた。
5.アグリボEX50倍区において、一部本葉の奇形がみられた。
結論:
アグリボEX100倍希釈液をキャベツのセルトレイは種直後に、トレイあたり500ml潅注処理することで、出芽・本葉の展開速度および地下部の生育を促進し、かつ組織を充実させ、良質の移植苗を育成することができる。
※本試験の無処理区は、水を潅注処理しているためアグリボEX処理区よりも、セルトレイ内の肥料成分が少ない(アグリボEXには肥料分がある)。