トマトにおける鉢上げ時のどぶ漬け処理後の生育 |
試験概要
□目的:
アグリボEXをトマトのポット鉢上げ時(2.5葉期)および鉢上げ降に葉面散布処理をし、健苗育成の効果を確認する
□試験区および処理方法:
①アグリボEX250倍どぶ漬け区
②アグリボEX500倍どぶ漬け区
③液肥(3.5-1.0-3.5)どぶ漬け区
④アグリボEX250倍どぶ漬け+500倍葉面散布区
⑥アグリボEX500倍葉面散布区
⑦液肥(3.5-1.0-3.5)どぶ漬け+葉面散布区
⑧無処理区
※どぶつけは移植直前にセルトレイの肩まで浸漬
※葉面散布は移植後の5葉期
□試験結果
節間伸長について(節間の短縮)
②250倍液のどぶ漬け区
風乾重について(重量増)
②AGEXの500倍どぶ漬け区
発根状態について(発根促進)
②250倍液のどぶ漬け区
□結論:
地上部の徒長抑制、特に下位節間の短縮、茎葉部組織の充実および発根状態、コスト面等から総合判断すると、アグリボEX500倍の鉢上げ時どぶ漬け+5葉期の葉面散布の体系処理が最も効果が安定する。
果菜類での定植前および移植前の使用方法
①定植時(鉢上げ時)にアグリボEX500倍液のどぶ漬けもしくは潅水散布
②7〜10日後に500倍液の葉面散布