イチゴのチビクロバネキノコバエによる加害。 |

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2018年 09月 21日
イチゴの育苗圃場で見た症状。 新葉の縮れ1。 ![]() 最初に見た時は薬害ではないかと思いました。 しかし、生産者から詳しい状況を聞いてみると薬害以外の原因も考えられました。 チビクロバネキノコバエ(以下キノコバエ)による加害の可能性です。上記画像の縮れ症状は、キノコバエの被害にあった株によく見られる症状です。しかしながら、上記画像の新葉のおじぎ症状は見たことがなく判断に困ってしまいました。 後日、詳しい方に画像を送り意見を聞いてみると、やはり薬害かキノコバエの被害なのではないかとの事でした。 画像の様な新葉のおじぎ症状は、キノコバエの被害が多発している圃場でも見られることがあり、キノコバエによる加害症状とも考えられているようです。 対策は殺虫剤による防除。 近年は炭そ病や萎黄病、そしてダニが全国的に問題になっているため、それ以外の防除が疎かになっている傾向があります。 上記画像のような症状が見られるようでしたら、キノコバエの可能性がありますので、殺虫剤での防除を心がけるようにしてください。
by uno4545
| 2018-09-21 12:36
| 農業現場から
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