アグリボEX処理がイチゴ苗に与える影響(試験結果) |
(試験方法)
(試験区)
250倍区/根269mg(110%)クラウン径6.64mm(118%)T/R比4.92(87%)
対照区/根244mg(100%)クラウン径5.69mm(100%)T/R比5.64(100%)
1000倍区→アグリボEX1000倍(+ヤワラ1000倍)
ぜひ、イチゴの育苗にアグリボEXの葉面散布をお試しください!イチゴ以外の育苗でも同様の効果が期待できますので、いろいろな作物でもお試しください!!
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2020年 07月 03日
(試験内容)
親株から発生したランナーを、ポットに受けた時点からアグリボEXを処理。イチゴ苗に与える影響を確認する。 (試験方法) ランナーのポット受け時からアグリボEX(*ヤワラ混用)をそれぞれの倍率で葉面散布。対照区にヤワラのみの区を設ける。 *葉面への濡れ性を高めるためにヤワラを加用 (試験区) 試験区1 アグリボEX1000倍(+ヤワラ1000倍) 試験区2 アグリボEX500倍(+ヤワラ1000倍) 試験区3 アグリボEX250倍(+ヤワラ1000倍) 試験区4 ヤワラ1000倍(対照区) (処理方法) ポット受け1日目、7日後、14日後、21日後にそれぞれの試験区で4回葉面散布 (栽培管理) ランナーの切り離しはポット受け14日後 追肥はランナー切り離しの5日後にNPK(6・10・5)の1000倍液を潅水処理 潅水は毎日十分な量(葉にかからないように) (生育調査) ポット受け27日後に、苗を採取し地上部と地下部を切断し、根の風乾重、クラウンの太さ(径)と*T/R比 *T/R比:地上部/地下部の重量比で、値が低いほど苗質が良好とされる (試験結果) 1000倍区/根264mg(108%)クラウン径6.29mm(112%)T/R比4.93(87%) 500倍区/根282mg(115%)クラウン径6.52mm(116%) T/R比4.86(86%) 250倍区/根269mg(110%)クラウン径6.64mm(118%)T/R比4.92(87%) 対照区/根244mg(100%)クラウン径5.69mm(100%)T/R比5.64(100%) 1000倍区→アグリボEX1000倍(+ヤワラ1000倍) 500倍区→アグリボEX500倍(+ヤワラ1000倍) 250倍区→アグリボEX250倍(+ヤワラ1000倍) 対照区→ヤワラ1000倍(対照区) (考察) クラウン・根の生育、地上部・地下部のバランスを総合評価した結果、アグリボEX 500倍の苗の質が最も優っていると判断できる。 (結論) ポット受け直後からアグリボEX500倍希釈液を葉面散布処理することで、良質な苗の生産が可能となる。 下に試験結果の画像があります↓ *** ポット受け直後からのアグリボEX500倍希釈の葉面散布(7日おきに4回)で、根張りがよく、クラウンの充実した良質な苗になりました。また、250倍でも同様の結果となりましたが、散布コストを考えると500倍散布が有効と思います。 1000倍希釈では、若干効果が劣る結果になりましたが、散布回数が多くなる場合(4回以上)では、1000倍希釈でも十分効果が期待できると考えています。定期散布をお考えの場合は1000倍希釈での使用をおすすめします。 ぜひ、イチゴの育苗にアグリボEXの葉面散布をお試しください!イチゴ以外の育苗でも同様の効果が期待できますので、いろいろな作物でもお試しください!! 試験結果画像 試験区1 アグリボEX1000倍(+ヤワラ1000倍) 試験区2 アグリボEX500倍(+ヤワラ1000倍) 試験区3 アグリボEX250倍(+ヤワラ1000倍) 試験区4 ヤワラ1000倍
by uno4545
| 2020-07-03 17:24
| アグリボ
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