気温が高い時期はカルシウム欠乏にご注意を |

カルシウムの特性や対策を簡単に紹介しますので参考にしてください。

□カルシウムの特性
①カルシウムは水と共に吸収される
→土壌が乾燥すると水がないためCaは吸収されない
②植物体内での移行は水分の移行に影響される
→蒸散が抑制されたり根圧が低下するとCaは移行・吸収されにくくなる
③窒素の過剰施用はCaの吸収を阻害する
→土壌に窒素が過剰にあるとCaは吸収されない
上記カルシウム(Ca)の特性を理解して土壌の乾燥や窒素などの過剰施肥に十分注意してください。さらに、気温が高くCa欠乏症が発生しやすい時期は、Caの葉面散布が効果的です(ヤワラがおすすめ)。特に水分管理が難しい露地栽培では特におすすめです。
2.ハウス内の湿度管理に気をつける
3.土壌の窒素過剰に注意する
カルシウム欠乏症は発症してからでは手の施しようがありません。日頃の管理から十分に注意して対策をしてください。
ヤワラの製品紹介(弊社ホームページ)
追記
7、8月に、は種や定植した作物が、高温により根の張りが悪いとの相談や、圃場に雨水が溜まって根腐れを起こしてしまったなど、根張りに関する相談が数多く入っています。
根張りの向上にはアグリボEXの散布が効果的です。アミノ酸が豊富に含まれていますので、根腐れや根痛みなどを起こした際の、一時的な養分補給にも最適です。ヤワラとともにアグリボEXの使用もおすすめします!!
アグリボEXの使用方法
・育苗期間中であれば、500倍希釈液の潅水散布。
・定植時期であれば、定植前に苗に500倍希釈液の潅注もしくは苗へのどぶつけ(500倍)。
・定植後であれば、500~1000倍希釈液を葉面散布2~3回散布(7日おき目安)
アグリボEXの使用ポイント(弊社ホームページ)
森羅の製品紹介(弊社ホームページ)