水稲試験結果 |

昨年、実施した「水稲における味覚宣言」の
試験結果がまとまりました!
主な試験の目的は、味覚宣言の処理時期や濃度を変え、効果の違いを見ることです。
その結果を簡単にご報告します。
①幼穂形成期処理(出穂25日前ころ)の主な結果
下位節間(第4~第5節間)の短縮/根量の増大→倒伏軽減
②減数分裂期処理(出穂20日前ころ)の主な結果
粒数増加→収量増
特筆すべき点は、②時期の処理。今まで①時期の処理をお奨めしていました。
しかし増収効果だけを求めるのであれば①処理時期よりも②時期の処理の方が効果があるのではないか?との結果が出たのです。
倒伏・収量・食味などトータル的な効果を求めるのであれば、今まで通り①時期処理で良いと思うのですが。②時期処理の結果は興味深いので、今年は会社近くの田んぼをお借りして試験をおこなう予定です!


↑土を使わないで、ザルと石を使うと根の量も正確に調査できます^^
土を使うと根が切れて、正確な根の量を調べるのが大変ですからね~。
ホームページに試験結果の概要をアップしたので、是非ご覧下さい!