植物が生育する上で必要な
元素(チッソ・リン・カリウムなど)を人間が栄養として与えるものです。
土の中にも植物が必要とする元素は存在するのですが、
“育てる”事を前提として考えると、土の中に含まれる量では足りません。そのため、不足している元素を
肥料として与えてやるのです。
肥料として必要な元素は、必須多量元素(要素)と必須微量元素(要素)と呼ばれており、その中でも
三大要素と呼ばれている、
チッソ(N)・リン(P)・カリウム(K)が植物の生育に重要な役割を果たします。
【必須多量元素】
植物が多量に要求する元素で、三大要素はその中でも要求する量の多い元素です。
【必須微量元素】
生育する上で必要な元素ですが、微量な量で済む元素です。
元素と言うと難しくなってしまいますのが、一般的には肥料のことです。
植物の種類によって、必要とする肥料の量は変わってきます。農業では、栽培する作物により、肥料の投入量やバランスを変えて与えてやります。それに加え、生育する様子をよく観察しながら、その時必要と思われる肥料を与えてやることもあります(追肥と呼ばれています)。
植物にとって肥料は、人間で言う
食べ物みたいなものです^^
肥料にはそれぞれ役割がありますので、その事もこれからブログで書いていきますね。